住宅ローンは35年が最長じゃない⁉40年ローン増えている理由

2024-07-12
住宅ローンの返済期間はこれまで「35年」が主流でした。代表的な全期間固定金利の商品も「フラット35」というぐらいです。
しかし、ここ最近では40年で組む方が増えてきています。返済期間が5年長いと何がどう違うのか、返済期間を延ばすことによるメリット・デメリットを解説していきます。
 
 
メリット
1. 月々の返済額が低くなる
返済期間を延ばす最大のメリットは、月々の返済額が低く抑えられることです。これにより、他の生活費や貯蓄に回すお金を増やすことができます。
 
2. 購入可能な物件の選択肢が広がる
月々の返済額が低くなることで、予算内でより高額な物件を選ぶことが可能になります。これにより、希望するエリアやより広い住居を購入することができ、ライフスタイルの向上が期待できます。

3. 初期の家計負担が軽減される
住宅購入直後は、引っ越し費用や家具の購入、修繕費用など初期費用がかさむことがあります。長期の返済期間を選ぶことで、これらの費用に対する家計負担を軽減することができます。

4. 金利上昇リスクの分散
短期間で返済する場合、金利の変動に敏感になることがありますが、長期間の返済では金利上昇リスクを長期にわたって分散することができます。特に固定金利の場合、将来的な金利上昇の影響を受けにくくなります。


デメリット
1. 総返済額が増える
最も大きなデメリットは、総返済額が増えることです。返済期間が長くなると、その分支払う利息の総額が多くなり、最終的な負担が大きくなります。これにより、総コストが短期間のローンに比べて高くなる可能性があります。

2. 老後の資金計画への影響
40年という長期のローンを組むと、退職後も返済が続くことがあります。これにより、老後の生活資金や医療費、その他の支出に対する準備が難しくなる可能性があります。退職時期を考慮した資金計画が重要です。

3. 資産価値のリスク
長期間のローン返済中に、不動産の市場価値が下落するリスクがあります。特に、将来的に売却や転居を考えている場合、住宅の価値がローン残高を下回るリスクを抱えることになります。

4. 金利の変動リスク
変動金利型のローンを選んだ場合、長期間にわたって金利が上昇するリスクがあります。これにより、月々の返済額が増加し、家計に予想外の負担がかかる可能性があります。
 
 
住宅ローンの返済期間を40年にすることには、月々の返済額が低く抑えられるというメリットがある一方で、総返済額の増加や老後の資金計画への影響などのデメリットも存在します。個々のライフプランや家計状況、将来的な計画を考慮し、メリットとデメリットを慎重に比較検討することが重要です。賢明な判断をするためには、専門家と相談し、最適なローン計画を立てることが求められますが、当社リアルパートナーズではファイナンシャルプランナーに無料で住宅ローン選びのご相談や、ライフプランの相談をしていただけます。
選択肢が多いからこそ、慎重に、ご安心いただける資金計画を一緒に考えていきましょう。皆様からのご相談お待ちしております。
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