春分の日〜
2017-03-20- トップページ
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今日は「春分の日」です!
春分の日とは二十四節気の一つで、太陽が春分点を通過する日とされています。
また、春分の日は政府によると「自然を称え、生物をいつくしむ日」となっています。
春分の日は、その年によって日付が変わり、国立天文台が計算した日付を最終的に内閣決議によって決めています。
もう終わってしましますが、2017年の春分の日は今日です!
春分の日と言うと、「国民の休日」という認識を持っている方は多いのではないでしょうか。
または、春分の日を挟んだ前後数日を先祖供養をする「お彼岸」として、墓参りを欠かさない方もいらっしゃると思います。
もしくは「昼と夜の長さが同じ」と覚えている場合もあるのではないでしょうか。
しかしこれについては実際には、昼の方が少し長いというのが現代の見解のようです。
このように、春分の日は休日であることやお彼岸だと言うことはわかっていても、どうしてそうなのかについてはあまり詳しく知られていません。
春分の日に食べる物と言えば「ぼた餅」です。
これについては、ぼた餅と似たような食べ物である「おはぎ」だと勘違いされている方も多いようですが、春分の日に食べるのは「ぼた餅」が正解です。
しかし実は、「ぼた餅」と「おはぎ」はそもそも違う食べ物ではなく、食べ物としては全く同じ物です。ただ単に、呼び方が違うだけです。
食べている物が同じなら呼び名に強くこだわる必要はないと思うかも知れませんが、日本の風習を知る上で、呼び名を含めた正しい知識は必要かと思いますので、少し詳しく説明したいと思います。
「ぼた餅」は漢字で書くと「牡丹餅」、「おはぎ」は「お萩」となります。
これを見ると、何かに気付かれた方もいらっしゃるのではないでしょうか。
牡丹は春に咲く花で、萩は中秋の名月のお供え物として有名ですよね。
すなわち、「ぼた餅」は春分の日に、「おはぎ」は秋分の日に食べるのが正しいのです。
また、どうして春分の日に「ぼた餅」を食べるようになったのかと言うと、ぼた餅に使われる小豆が朱色なことから、朱色には邪気を払う力があるとしてご先祖様に小豆を使った「ぼた餅」をお供えするようになりました。
そして、お供えした時に家族で一緒に食べていたのが、現代まで風習として伝わったようです。
現代ではなんとなく「祝日ラッキー(^^♪)」と思っている日であっても、深く調べてみると、感慨深いものがありますね・・・。
仕事柄、祝日はお休みではないのですが、そういった昔ながらの風習を大切にしていきたいと思います。
それでは、おやすみなさい!
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