2025年の公示地価発表!神奈川県の不動産市場はどう変わる?
2025-03-14- トップページ
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国土交通省が最新の公示地価を発表しました。これにより、神奈川県内の不動産市場の最新動向が明らかになりました。
地価の上昇が続く地域、注目すべきエリアなどを詳しく見ていきましょう。
2025年の公示地価によると、神奈川県内の住宅地の平均価格は前年と比べて3.4%上昇しました。特に、東急電鉄と2年前から相互直通運転を開始した相鉄線沿線エリアは、引き続き人気が高まっています。利便性の向上が地価の上昇を後押ししていると言えるでしょう。
「相鉄いずみ野線 ゆめが丘駅」周辺の上昇率は、14.3%。神奈川県内上昇率トップとなりました。24年7月に複合商業施設【ゆめが丘ソラトス】の開業が駅周辺の上昇率の後押しとなっていると考えられます。
神奈川県内で最も地価が高かったのは、川崎市中原区で、1平方メートルあたり428,700円となりました。次いで、川崎市幸区が390,100円、横浜市中区が380,400円と続きます。商業地に関しても、全体的に地価の上昇が見られ、県内の平均地価は前年から7.07%上昇しています。特に再開発が進むエリアでは、より顕著な値上がりが見られます。
これらのデータから、神奈川県内の不動産市場は引き続き堅調に推移していることがわかります。交通利便性の向上や再開発プロジェクトが進行中のエリアでは、今後も地価の上昇が期待されます。
不動産投資や住宅購入を検討されている方は、最新の地価動向を注視し、エリアの特性や将来性を考慮した上で判断することが重要です。特に、インフラ整備が進んでいる地域や再開発が進行中のエリアは、今後さらなる価格上昇の可能性があるため、しっかりと情報収集を行うことをおすすめします。
2025年の公示地価発表を受けて、今後の神奈川県の不動産市場がどのように変化していくのか、引き続き記事にしていきます。
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